指物家具が並ぶ展示室

見どころ

大きな輪切りの吉野杉は樹齢450年。年輪に沿って、日本と世界の出来事が刻まれている

宮廷文化が生んだ華やぎの家具

指物とは、木の板と板を金針や金物を使わずに組み合わせて仕上げる家具のこと。クワやケヤキなど木目を生かし拭き漆で仕上げる江戸指物に対し、木の目の目立たない桐や、漆を塗り蒔絵・螺鈿を施したものが京指物である。1856(安政3)年に創業の宮崎は、竹内栖鳳や上村松園、神坂雪佳など明治から昭和初期に京都画壇で活躍した日本画家に図案を依頼して制作をしてきた。また、皇室の婚礼家具や皇居、京都迎賓館の内装と家具も手がけている。その老舗家具店が開設したギャラリーは、日本画家による図案や技術を駆使した飾り棚などを展示。桐タンスのコーナーでは、作品の展示以外に、火災にあって外は黒こげでも内部は焼けなかったタンスの写真や更生という技術により新品同様によみがえった桐タンスを展示している。

施設情報

施設名 京指物資料館
住所 中京区夷川通堺町西入ル絹屋町129 宮崎平安堂ビル2階
ホームページ http://www.kyoto-t-f-museum.jp/index.html
お問い合わせ 075-222-8112

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください