琴や琵琶が並ぶ展示

見どころ

京都の伝統工芸技術を駆使した道具の数々。美術的価値も高く、貴重な資料でもある

柳川流三味線と人の道を守り伝えて

「當道」とは、中世・近世を通じて継承された目の不自由な人びとの組織の名称。鎌倉時代に『平家物語』を語る目の不自由な琵琶法師たちが、権利確保のために形成した「座」が母体となって室町時代に組織として成立された。江戸時代には幕府より自治権が与えられ、京都にある當道職屋敷において全国の目の不自由な人びとのための筝、三絃、地唄の技芸試験と、係争の裁判などの政務が行われていた。1871(明治4)年に當道制度の廃止によって職屋敷も廃止されたが、後年、有力検校たちによって現在の地に屋敷が復興した。会館では、八橋検校に始まる筝、三味線、胡弓演奏の伝承と普及・発展を目指すために、会員の研鑚を促し、また継承されてきた数々の楽器や関連する諸道具類、古文書などを一般に公開し、人々が伝統音楽に親しむ機会を提供している。

施設情報

施設名 京都當道会会館
住所 上京区出水通室町東入ル近衛町47-2
ホームページ http://www.kyoto-todokai.or.jp
お問い合わせ 075-441-5640

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください