岩倉具視幽棲旧宅の建物外観

見どころ

庭には具視お手植えの松があり、旧宅内の脇床には当時の襖絵が残り、往時を忍ぶことが出来る

幕末・明治の功労者の隠れ住まい

幕末から明治にかけて政治家として活躍した岩倉具視(1825~1883)が、1864(元治元)年から1867(慶応3)年までの約3年間過ごした建物が岩倉具視幽棲旧宅。岩倉具視は、1858(安政5)年、日米修好通商条約締結に反対派の公家を結集して抗議行動を起こし、朝廷内で一躍注目される存在となった。朝廷と幕府の関係改善につとめ、孝明天皇の妹和宮と将軍徳川家茂との婚姻政策を成功させるが、このことから尊皇攘夷派の志士達から命を狙われることとなった。1862(文久2)年、岩倉は官職を辞して剃髪して洛中から退去し、西加茂霊源寺、西芳寺へと身を潜めたが尊皇攘夷派の志士達の追跡が及び、さらに洛北岩倉へと移り住んだ。旧宅には坂本龍馬、中岡慎太郎、大久保利通らが訪ねており、王政復古に向けての密議を行っている。対岳文庫は、1928(昭和3)年に岩倉具視の遺品類や岩倉家に伝わる資料を展示、収集する目的で建築されており、設計は武田五一の手になる。「対岳」とは岩倉具視の雅号。

施設情報

施設名 史跡岩倉具視幽棲旧宅・対岳文庫
住所 左京区岩倉上蔵町100
ホームページ https://iwakura-tomomi.jp/
お問い合わせ 075-781-7984

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください