長谷川等伯 楓図壁貼付
長谷川等伯 楓図壁貼付

見どころ

力強く描かれた楓の幹の豪快さと、細やかで繊細に描かれた秋草の可憐さとが同居する作品

桃山美術が堪能できる寺院

もとは紀州(和歌山)の根来寺の塔頭のひとつ。後に、京都・東山にあった寺院―豊臣秀吉が3歳で亡くなった息子・鶴松の菩提を弔うために建立した祥雲寺(祥雲禅寺)―を徳川家康より寄進され、現在の地に再興した。宝物館には、日本の障壁画の代表作として知られている国宝の長谷川等伯「楓図」・長谷川久蔵「桜図」をはじめ「松に秋草図」や「松に立葵図」など、長谷川派の障壁画が展示されている。これらは祥雲寺を飾るために描かれたものであり、明るく豪華絢爛な作風は、桃山美術の典型的な作品といえる。大書院に面した大きな池とサツキの刈り込みが印象的な名勝庭園。利休好みの庭として有名で、刈り込みに自然石を配し、深山幽谷の趣きを表現。書院に座って眺める池泉鑑賞式の庭園である。その一部に、祥雲寺時代の庭が残っている。

施設情報

施設名 智積院宝物館・庭園
住所 東山区東大路通七条下ル東瓦町964
ホームページ https://chisan.or.jp/worship/artifact/
お問い合わせ 075-541-5361

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください