大勢の人物が描かれた絵

見どころ

集団参詣の絵馬はどれも「行列に参加した人物」それぞれに、個人名が記されている

かん虫封じのお礼参りを描いた絵馬

6~7世紀、京都の上高野に移り住んだ小野妹子が、遣隋使時代にお世話になった筑紫(北九州)の宇佐八幡宮を勧進したのが始まりであるという。地元の伝承では、もとは「田の虫除け」の神が祀られていたが、転じて「子供のかん虫封じ」の神として信仰を集めるようになり、俗に虫八幡とも呼ばれるように。その信仰は京都・近江を中心に、山城、摂津、北河内、大和にまで広がったという。最初は家族で参拝していた「かん虫封じのお礼参り」の風習が、いつしか地域の行事として子供たちを連れ集団での参詣となっていく。その様子が、絵馬資料館に保存されている大絵馬に詳細に描かれている。幕末~昭和初期に奉納された大絵馬124点が国の重要有形民俗文化財に指定され、このうち60点を展示しており、当時の風俗を見ることができる興味深い内容となっている。

施設情報

施設名 三宅八幡神社 絵馬展示資料館
住所 左京区上高野三宅町22
ホームページ http://www.miyake-hachiman.com/
お問い合わせ 075-781-5003

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください