仏壇と仏具が並ぶ展示室

見どころ

蝋型鋳造、金アマルガム鍍金法など職人の高度な技術にふれることができる

仏具に宿る匠の技と魂を集結

宗派によって様式も異なる仏壇・仏具は木工、金工、漆工などの技術を駆使して造り上げる総合芸術とされる。各宗派の本山が集まる京都では、なおさら高い技術が求められてきた。1830(天保元)年創業の若林佛具製作所は、脈々と受け継がれてきた京仏壇・京仏具に宿る職人たちの匠の技と魂を、この仏壇ミュージアムに集結させたという。まず目を引くのが金色に輝く仏壇だ。岩手県平泉・中尊寺金色堂の内陣を参考に製作したもので、須弥壇に孔雀蒔絵、格子天井の柱や主要部分には純銀の板を使用した透かし彫りの金具を施している。明治期~大正期製作の仏壇・仏具において、高度な技術は現在でも再現は難しいという。寺院町家で「香時計」として、古くから使用された常香盤や、東大寺大仏と同じ鍍金の技法が施された菊輪灯や五具足などが並び、総合芸術であることを実感させてくれる。

施設情報

施設名 若林京仏壇ミュージアム
住所 下京区七条通新町東入西境町147 若林佛具製作所京都本店5階
ホームページ https://www.wakabayashi.co.jp/
お問い合わせ 075-371-3131

開館状況や料金等についてはホームページをご確認ください